捏造では旧石器時代に関係する話も有名なもの。一般に「旧石器捏造事件」と呼ばれるもので、日本全国での発掘が捏造だった事件。
2000年に発覚したのは、日本の前期と中期の旧石器時代ブームを巻き起こした遺物や遺跡。それは発掘調査をしていた考古学研究家の藤村新一が、自ら事前に埋めておいた石器を掘り出し発見した事柄。まさに自作自演で作られたもの。
その後、藤村新一が関与した遺跡を2年半かけ再調査しましたが、当然なにも出てきませんでした。ただ事件後には、25年間発掘をしてきた東北旧石器研究所が解散するなど、藤村新一だけに罪をかぶせるのに疑問もでています。
この疑問の主な点は、藤村新一は発掘現場の一作業員であるということ。もちろん石器の図面も描けず、論文なども読めません。
そのような人物が25年もの間、ただ一人で捏造を続けていけるわけがないというもの。彼は25年間に160以上の発掘現場に参加していました。
そのなかで専門家でもある現場監督の誰一人、そんな捏造を見抜けないというような事はあり得ないということ。
藤村新一の手記は黒く塗りつぶされましたが、記述には共犯者を匂わせるものもあったようです。捏造をそそのかした専門家がいることは否定できません。
深い闇があるのかも知れませんね。

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